理事

ムルタダ・エルジャイラニ
Murtada Eljailani
ムルタダ・エルジャイラニ
【自己紹介】
フルネームはムルタダ エルジャイラニ エルサイド エルハディです。 長い名前を覚えるのが苦手な日本の友人には「ムルちゃん」とか、「ムル」と呼ばれることがあります。 1982年にスーダンの首都ハルツーム東部にあるアルジレーフという町で生まれ、現在33歳です。 1歳のとき先天性緑内障と診断され、視力が徐々に低下し、12歳になると両目とも完全失明しました。
1989年に全盲の兄も在校中だったエルヌール盲学校に入学しました。約8年の寮生活の中で、食料品不足、教材問題など、数々のトラブルを経験しましたが、政府から生徒への生活費や、送迎システム運営費補助金が支払われなくなり、受験されるクラス以外は1年休校になった問題は最大といえます。
高等学校はバフリ国立男子高校で、健常者とともに授業を受けていました。点字の教科書やレジュメが用意されず、盲学校での勉強とはまったく違うので、当初は少し苦労しました。

2002年にオムドルマーン大学に入学しました。大学1年の時、エルヌール盲学校のファルグ先生が日本語の点字や会話コースをボランティアで実施していて、うまくなれば、日本に留学できると聞きました。先生に電話して、受講希望を伝えると、直ちに面接やコースの日程を案内していただきました。コースは5ヶ月ほど、週3回程度で、点字や日本語会話の基礎を学ぶという内容です。
私はアラビア語や英語の点字が得意ので、日本語の点字を覚えるのはそれほど難しくはありませんでした。 2004年に国際視覚障害者援護協会の奨学生に選ばれて来日しました。初めてスーダンを離れることになりました。
最初は同協会会館にて約半年にかけて日本語を勉強しました。その後筑波大学附属視覚特別支援学校(東京都文京区)に入学。 現在は妻と8ヶ月の長男と3人で立川市に住んでいます。
2008年から当会の会員として、皆様からご支援いただき、微力ながら視覚障害者の教育支援を目的とした様々な活動を行ってまいりました。 今後とも引き続き当会への温かいご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

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