capedsの2017~2018年度活動計画の概要


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2017年4月27日掲載,2017年5月26日更新

当会はスーダンの障害者の社会への完全参加と平等という目的を達成するため、基礎教育支援、ICT教育支援、内発的取り組みの支援、障害者スポーツ支援という四つの分野を中心に活動しています。


今年度は基礎教育支援分野において、中東高騰学校で使われる教科書を点訳し、150名の受益者に配布することを目指しています。
2012年にエルヌール盲学校に導入した点字プリンターを使って、これまでにスーダンで使われる小学校統一の教科書の全教科を点訳することに成功しました。
これは、史上初のスーダン国内点字教材作成プロジェクトとなります。
エルヌール盲学校の子供たちが初めて、一人に1冊の教科書という体験をしました。
その結果、授業がスムーズに運ぶことになり、生徒の理解度も格段に上がったと盲学校の先生方が話しています。
高等学校で使われる教科書の点訳プロジェクトが完成すれば、小学校1年生から高校3年生までの教科書を視覚障害を有する生徒に配布することが可能です。
教科書の点訳作業を優先に進めることになった背景には、教科書があれば、当会が手掛けてきた点字普及の研修会がより高い効果を出すことになるのではということです。
それは、子供たちに点字を教えた後で、教科書やほかの点字の読み物がなければ点字の実用性が出てこないばかりか、学習者が点字を続けるインセンティブがわかないだろうという問題があるからです。
点字をマスターした後に、教科書を配布することによって、子供たちが点字で勉強する学習方法にスムーズにシフトできるでしょう。
実は、私自身もほとんど点字初心者の状態で日本に来ましたが、教科書をはじめとする日本語教材はすべて点字でいただいていたので、すごく勉強の意欲がわいてきましたし、だれかの都合に合わせなくても勉強できる喜びをかみしめることができたし、
、水を得た魚のように読書にのめりこんでいったのです。
<p>内発的取り組みでは、教科書作成の実働部隊として、エルヌール盲学校の教職員たちが教科書作成にかかわり、このことから、エルヌール盲学校における点字教材作成の技術が定着し、将来、スーダン国内での点訳活動の拠点作りを目指しています。


障害者スポーツの普及活動においては、スーダンの視覚障害者の間で人気のあるゴールボールのボール寄贈を計画しています。


これは、現地のニーズに対応する形で実施するものであるが、中長期的計画として、障害者スポーツ全体の普及とパラリンピック選手の育成を通して、スーダン国において、障害者スポーツの認知度を上げることです。

来年度以降の計画として、


点字普及プロジェクト、ICTリトラシーの普及、および障害者スポーツのさらなる普及を中心に事業計画を作っていきたいと思っています

2017年4月27日 代表理事
アブディン・モハメド